高松高等学院の日記

穴吹学園高等学校 2021年4月開校予定

自然災害に備える①

1月17日には、阪神淡路大震災から25年という節目の年を迎えます。

秋の遠足では、全校生で淡路島の野島断層保存館を訪れました

その際に学んだこと、また家庭科の教科書に載っている内容から、自然災害に対する備えについて再度確認してみたいと思います。

 

地震への備え】

阪神淡路大震災では、震度7の地域では住宅の全半壊を免れても、全住宅の6割の部屋で家具が転倒した。進度6以上の大地震ではけがの3~5割が家具の転倒や落下によるものだったというデータもある。

 

①家の中で

1.寝室の家具の配置を見直す

 たんすなどの高さがある家具は、長辺(主に室内に面している方)に倒れやすい。

 布団やベッドの前に配置されている場合は、家具を並列して配置したり、距離を離すことが大切。

 

2.家具を固定する

 壁に固定するか、突っ張り棒を使って固定する。食器棚なども簡単に扉が開かないよう普段からストッパーをつけておけば安心。

 

3.割れ物対策

 ガラス扉に飛散防止フィルムを貼ったり、食器棚に滑り止めシートを敷いて、その上に食器を並べる。

 地震の際に割れたガラスや食器でけがをする人が多い。スニーカーなども枕元に準備しておこう。

 

②地域で

1.防災・避難訓練をする

 家から避難場所への経路を確認したり、職場や学校にある非常用出口の場所を確認する。

 なお、地震や火災などの避難時はエレベーターを使わないことは大原則です。

 

2.防災用具の備蓄をする

 インターネットで検索すれば、「非常用持ち出し品」リストがたくさん紹介されている。最近ではホームセンターなどで全てセットになった「災害用持出袋」が売られている。

 持病がある人は薬、乳幼児がいる場合は粉ミルクやおむつなど、家族構成によって必要な物品は異なってくるので、家族で話し合って必要なものをリストアップするのがよい。

 

3.避難が困難な人を把握しよう

 家の近所に、一人で避難することが難しい人はいないか、手を貸してあげられる人はいないかを把握しよう。車いすの人と一緒に移動する可能性がある場合は、避難場所までの段差や階段なども事前に確認しておくと安心。

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「自然災害に備える」は、何回かに分けてお伝えしていきます。

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