食品ロスのおはなし
あす5月30日は「ごみゼロの日」です。
その由来は、ゴ(5)ミ(3)ゼロ(0)のごろ合わせから。
高松高等学院では、地域清掃活動を行い校舎周辺の環境美化に取り組んでいます。
ごみをわざと捨てないのは当然のことながら、これからはごみの発生量を減らすために何ができるかも考えていきたいですね。
不要な包装を断る、必要ないものは購入しないなど、身近なところから始めてみませんか?
話は変わりますが、先日5月24日、食品ロスを減らすための「食品ロス削減推進法」が成立しました。
日本では毎年約600万トンの食べ物が食べられるにも関わらず捨てられています。
これは世界食糧基金による世界全体の食糧援助額の約2倍に相当します。
家庭から発生する食品ロスの量は、このおよそ半分の約280万トン。
4人家族の1世帯は、毎年約6万円相当の食品を捨てていると見積もられています。
家庭における食品ロスの原因は主に3点あるそうです。
①直接廃棄・・・買いすぎ、長持ちしない保存方法
②食べ残し・・・作りすぎ、好き嫌い
③過剰除去・・・調理技術の不足、過度な健康志向
これに対して私たちができることとしては、
・買い物に出かける前に冷蔵庫の在庫を確認する
・安いからという理由で安易に買いすぎない
・食べられる分だけを作る
・食べきれなかったものは冷凍するなど、保存方法を工夫する
・料理技術・食材の使い方などを調べ料理の腕を上達させる
・贈答品などでもらった食べ物が好みでなければフードバンクへの寄付やおすそ分けを検討する
などがあります。
日常生活のちょっとした配慮で食品ロスは削減できます。
無理のない範囲で、私たちもアクションを起こしていきたいですね。